【コラム】210614 人より20才若く見えて、20才長く生きる! その2

 そもそも人間には二つの時計があります。
 一つは暦の年齢、クロノロジカルエイジともいい、一日二十四時間、三百六十五日など、全ての人に平等な年齢です。
 もう一つは生物学的年齢、バイオロジカルエイジともいいます。これは、からだの機能や健康状態から見た年齢のことで、人によってかなりの違いが見られます。つまり、変えることができる年齢です。
 具体的には、血管や脳神経機能、筋肉、ホルモンバランスなどが、その年齢を決定する重要な因子となります。つまり、これら内面の機能が肌の張りから、からだの動き、前向きな考え方や頭の回転の速さなどに反映するのです。
 私たちは、暦の上の年齢を変えることは出来ません。けれども、暦年齢にしたがって、同じようにバイオロジカルエイジを重ねていくわけではない。暦年齢をコントロールすることはできないが、バイオロジカルエイジはコントロールできるのです。
 もし効果的なコントロール法を知ってそれを実行すれば、その進行を遅らせることができる、場合によっては、年齢をさかのぼることも可能です。・・・若返ることができると言ったのは、こういう理由です。
 つまり、バイオロジカルエイジの若い人は、実際若く見えるだけではなく、寿命も長くなります。この先、若さを維持したまま、長く生きることができるわけです。
 もし、あなたと同じ年齢の人が、外見的にも、行動や考え方の点でも、あたなより若く見えるとしたら、その人は、バイオロジカルエイジがあなたより若いのです。そして、あなたより若くいられるためのさまざまなことを行っているのです。
 それは情報を得、努力をしてのことかもしれませんし、これまでの生活環境や自然に身についた生活習慣によるものかもしれませんが、いずれにしろ、バイオロジカルエイジの若さは、決して偶然でなく必然のことなのです。
 では、「若くいられる様々なこと」とは何か?何がバイオロジカルエイジを決定づける重要な因子となっているのか?それをお伝えしていきます。
 平均寿命が女性で87歳、男性で81歳を超えた今、単に長生きしたい、と言う人は実はそれほど多くいないかもしれません。でも、たとえば、五十代の若さのまま、百歳まで生きられるというなら、どうですか?肉体的にも精神的にも、ごきげんに百二十五歳まで生きるというなら、どうですか?
 私は、それは可能だと信じています。みなさんも百二十五歳まで、ご一緒しましょう!

監修 三番町ごきげんクリニック 院長 澤登雅一

【プラミネ通信】
50歳を過ぎ60歳が近づいてきた今日この頃ですが、澤登先生から色々教えて頂き、自分の行動をかえて、このままの状態を維持、いや若返られるよう頑張ります。皆さまも一緒に頑張ていきましょう!

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