【コラム】210618 年齢は言い訳にならない
人は、新しい行動をしないことの言い訳として、年齢を持ち出します。「もう○○歳だからやっても仕方ない」と。五十歳、六十歳と言った年齢だけではありません。もう四十歳だから、もう三十歳だから、もう二十五歳だから!
その考え方こそ、老化の原因です。精神論ではありません。バイオロジカルエイジに影響を及ぼす要因です。
公式な記録で世界一長生きの女性であるとされるのは、フランスのジャンヌ・カルマンさんで、亡くなったときは百二十二歳でした。彼女は、経済的にも裕福でしたが、まだ若いうちに夫や娘、お孫さんまで亡くすといった悲しい出来事も体験しました。しかし、それを人生を放棄してしまうことの言い訳とはせず、常に前向きだったそうです。八十五歳でフェンシングのレッスンを受け始め、百歳まで自転車に乗っていたいいます。
「もう○○歳だから」と言う考え方は、何よりも行動を制限します。本当はやってみたいこと、興味をひかれることがあっても、年齢のせいにしてあきらめる。それは、気持ちだけの問題ではないのです。からだを老化させる大きな要因の一つなのです。
脳も筋肉も、鍛え始めるのに遅いということはありません。たとえ何歳になっても、鍛え始めれば、脳も筋肉もそこから成長を始めます。
つまり、若返りを意識することは、新たな成長の始まりなのです。
監修 三番町ごきげんクリニック 院長 澤登雅一
【プラミネ通信】
私も『もう○○歳だから』といって、色々な事を避ける口実にしていることがよくあります。このことが、老化を早める要因になっているとお聞きして、今までのこのような気持ちをリセットしようと思いました。元気で、イキイキした人生を続けるために!皆さんも、一度よく自分自身を見つめ直す機会を作ってみて下さいネ!これから共に若返りましょう!